【起業アイデアの発想】起業したいけどアイデアがない…。ビジネスのヒントを考察!

起業の教科書

副業をしたいという人から一番多く聞かれる悩み。
それが「副業したいけど何したらいいかわからない」です。

税理士顧問として、様々な業種の方とお仕事をさせていただいた経験をもとに、ビジネスのヒントの考察の仕方をお伝えします。

ビジネスの見つけ方

なぜ自分にできるビジネスが見つからないのか

副業で何を仕事にしたらいいかわからない人の多くは、自分にスキルがないことが多いです。

それは例えば、「まだ学生で人生の経験がない」「スキルが身につかない仕事をしている」の2つが要因となっていることが多いです。

どういうことかというと、わかりやすい例では、エンジニアを本業にしている人は、自分でHPを作ることができるので、HPを作って欲しい人さえ見つけられれば、仕事になります。

一方でルート営業などをしている人は、自身が所属している会社が持つ商材を売ることを仕事にしているので、自身でゼロからイチを生み出すアイデアが生まれにくい、という性質があります。

学生についても同じです。仕事の経験といえばアルバイト経験のみであることから、社会人に比べてできることが少ない。と考えがちです。

そうすると、自分にはスキルがない。だから副業ができない。というマインドになりやすい傾向があります。

でも私から言わせていただくと、それは違います。

社長達はどのようにビジネスを始めているのか

税理士業界にいると、様々な業種の会社の社長とお話をさせていただきます。

例えば、運送業などのわかりやすい業種から、仮想通貨関連の業種、健康食品を製造する業種まで、商品の有形無形に関わらず、本当に多種多様な業種のお話を聞きます。

ともに仕事をさせていただきますので、その社長がどのようなお仕事をされてきたか、そのビジネスを始めたきっかけもお話ししていただくことがあります。

ビジネスを始めたきっかけはほとんどが以下に当てはまります。

  • 元々やっていた仕事の経験をもとに起業
  • 趣味がビジネスに転じて起業
  • 身近な人が困っていることを解決するために起業
  • これまでの経験に全く関係ない仕事を思いついて起業

社長がどのようにビジネスを構成しているのか、これらをヒントにあなたにもできそうなビジネスがないか、一緒に模索していきましょう。

元々やっていた仕事の経験をもとに起業

これは一番簡単ですね。今ある仕事を独立して行うパターンです。

この記事に辿り着いた方はそうした経験に困っている人も多いかと思います。
その場合は、このようには考えられないでしょうか?

今の会社と同じ業種で、今の仕事では対応できない需要に対して対応できる仕事を見つける。

例を挙げると、保険の営業マンです。

〇〇保険という会社で働く保険の営業マンというのは、その会社が提供している保険商品しか勧めることができません。

しかし、保険業界で働いていると、競合他社を調べることもあり、そうして培った知識によって「この人には他者の保険商品の方が合っているのに」と思う瞬間が必ずあります。

そうした経験をもとに、保険代理店を起業します。

代理店であれば、保険会社の社員ではなくなるので、消費者に対して好きな保険会社の保険商品を紹介して、紹介手数料を保険会社から受け取ることで稼ぐことができます。

あなたの仕事の中にも「〇〇はできますか?」「それはウチではできません」このやりとりがあれば、ビジネスが生まれるヒントです。

会社員やアルバイトとして働く普段の何気ない日々の中にも、見落としがちなビジネスのヒントは転がっていないか、常に探してみましょう。

趣味がビジネスに転じて起業

実は趣味こそいいビジネスアイデアが生まれる宝庫です。

コーヒー好きならコーヒー屋をオープンしてもいいですし、料理が好きなら料理本を書いてもいいかもしれません。

他にもゴルフが好きなら、ゴルフは最近人気が上がってきているので、初心者向けにゴルフウェアを一緒に選んであげるなどのサービスも十分に商品となり得ます。

実はこうした初心者向けのサービスというのは、最初は多くを稼ぐことは難しいですが、参入障壁が低く、最初の1円は稼ぎやすいです。

また、属人的なビジネスでもあるため、うまく軌道に乗れば、その後はインフルエンサーとして広告収入を得たり、ゴルフコーチを紹介するビジネスなどにもつなげられるため、副業などにもおすすめです。

ここまで見てきて、趣味なんてないよ、そういう方もいるかもしれません。
でも普段あなたは暇な時、何をしていますか?

SNSを見る?動画を見る?本を読む?

例えばあなたがSNSを使うのであれば、SNSで何をよく見るのか、思い出してみましょう。
近くのご飯屋さん?車?ライフハック?芸能人で目の保養?

SNSでも動画でも本でも、他の人より多く目に触れるということは、それはあなたのストロングポイントです。十分にビジネスにできる可能性があります。

例えば、SNSでご飯屋さんを調べるのが好きなのであれば、SNSでグルメ系の発信をすることで、発信力をつけることで、ご飯屋さんから広告案件を狙うことができます。

また、芸能人で目の保養をしているだけでも、そこにはビジネスチャンスがあります。

その芸能人が着ている洋服や、その芸能人のメイク。同じものが欲しいと思ったことありませんか?

例えば、その芸能人のInstagramに部屋の写真があれば、あなたは写り込んだ家具などを調べて、楽天roomなどを使って紹介すれば、広告収入を得ることもできます。

芸能人には、本人ご自身に発信力があるので、あなたはそれを情報としてまとめる仕事をすれば、簡単に収益化できます。

ポイントは、ファッションなどのジャンルは本人が紹介していることも多く、競合が多いので、家の家具やスマホケースなど、少しジャンルを外すこと。それから根気強く紹介を続けること、です。

これまでの経験に全く関係ない仕事を思いついて起業

「身近な人が困っていることを解決するために起業」や「これまでの経験に全く関係のない仕事を思いついて起業」なんて奇跡的に仕事を見つけただけだろう。

そう思われるかもしれませんが、実はこのパターンでビジネスを成功させている社長は意外にも多いです。

これまで色々な社長になぜこのビジネスを始めることになったのか、質問をさせていただきましたが、そうした社長には共通点がありました。

その共通点とは「常にビジネスのヒントを探し続けていること」です。

私は、新しいビジネスを思いつくというのは、センスだと思っていました。ですが、これはトレーニングだと言います。

私も日常の中でそのトレーニングをしてみることにしましたが、確かに日常の中にこれをこうしたらお金が稼げそう、と思えるようになりましたので、確かにこれは訓練による慣れなのかもしれません。

例えば、ご自身に子供ができて、かわいいマタニティウェアがないと思えば、かわいいマタニティウェアをセレクトしてオンラインで発売したり、機能的な抱っこ紐がないと思えば、自身が欲しいと思った抱っこ紐の開発などをしても良いでしょう。

そうは言っても、服なんか作れないし、、、

そう思った方は方法を知らないだけです。今はOEMと言って、アイデアだけあれば、それを商品にしてくれるサービスもありますので工場を持たなくても、アイデアさえ良ければ商品を売ることができる時代です。

他にも少し勉強してWebデザイン、HP制作、アプリ開発ができるようになれば、その案件を獲得できるだけでなく、今のご自身の本業との掛け合わせで新たなビジネスが生まれるかもしれません。

最後に

私はどんな仕事の人にでも、スキルやチャンスはあると思っています。
常に模索し、その一瞬のチャンスを掴む準備をしておきましょう!

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